ホームロイヤー制度:「かかりつけ弁護士」目指し 地区ごとに担当、静岡で17日始動  毎日新聞2014年3月16日(日)

静岡県弁護士会と静岡市自治会連合会は、市内全域をブロックに分けて担当弁護士を決め、住民の電話相談に無料で応じる全国初の「ホームロイヤー制度」を始める。司法制度改革で急増した若手弁護士の活躍の場を広げたい弁護士会と、高齢化に伴い法的アドバイスが必要な住民が増えた自治会側が、手を携え「かかりつけ弁護士」の実現を図る形だ。

なお、記事によりますと、無料相談は20分で3回までのようですが、「司法制度改革で急増した若手弁護士の活躍の場を広げたい」という弁護士会の云われる部分がふと気にかかるのですが、どうでしょう。ネットでも無料相談はありますが、実際のところ、活用法が難しい感じがします。医者同様、経験がものをいう場合もあり、年輪が要る場合もありますから、一概に無料がいいとも言えませんし、若い先生もどうなのでしょう。

更に、若手がいい場合とは、どんな場合でしょうか。労働裁判なんかでも、主任弁護士がいて、若手弁護士がいる場合がほとんどですから、司法制度改革で急増した若手弁護士の活躍の場を広げたいという思惑が吉と出るかどうかです。