写真を見て、美味しそう!思わず思いました。倒産してだいぶ経ちましたが、全国展開していた「びっくりラーメン一番」のびっくりラーメン。たしか、180円で、テレビで社長が原価が80円以下とか云われて、180円でも利益が出て全国展開出来ると思ったものです。
でも、このラーメン店は、「100円でラーメンが出せなくなった時は店を閉める時」と先代から云われていた、という。それが事実としたら、その心意気は偉い! 感心しきり。 でも、とても残念ですね。近ければ、一度食べて見たかったな・・。
悲報!『勝龍軒』が、悲しいことに2014年4月末で閉店 ロケットニュース 2014.04.22
福岡県といえば、全国でも有数のラーメン激戦区。増税の影響で多くの店舗が値上げをしている中、なんと『ラーメン1杯100円』で提供しているお店が福岡市南区野間(のま)にある。
1968年(昭和43年)から営業している『勝龍軒(しょうりゅうけん)』がそうなのだが、悲しいことに2014年4月末で閉店するそうだ。長年貫いてきた100円に込められたその思いとは……。
・100円ラーメンとは
1972年(昭和47年)からメニューにある「100円ラーメン」。100円と聞くと不安になる値段だが、実際に出てきたラーメンを見て驚く。チャーシュー、ネギ、キクラゲが入っており、本格的なラーメンなのである。
ラード油、ニンニク等は使用しておらず、アッサリとしたとんこつラーメンでどこか昭和の香りがする優しい味。子供たちに気軽に食べて欲しいという理由から先代の青木英子さんが値段を100円に設定したそうだ。
・閉店の理由
現在、店を切り盛りしているのは娘の日登美さん。直接具体的な話を聞くことはできなかったが、閉店の理由は安価で卸していた製麺所が廃業することになったからだそうだ。
「値上げして営業して欲しい」という声は当然あるだろう。しかし、値上げをしない理由に先代の英子さんの「100円でラーメンが出せなくなった時は店を閉める時」という言葉があるとのこと。そう、閉店はその遺志を受け継いでいるのだ。